かわばんが

エンジニアの雑記

ウェブアプリケーションエンジニア java/spring/awsとか

「JSUG勉強会 2020その2 Spring Boot 1.xから2.xへの移行」に参加しました

2020-02-12(水)に行われた勉強会に参加しました。
Pivotalジャパン株式会社様のオフィスで行われました。

jsug.doorkeeper.jp

運営、登壇者の方々ありがとうございました。 とても勉強になりました

決済サービスのSpring Bootのバージョンを2系に上げた話 内立 良介さん (コイニー株式会社)

www.slideshare.net

本イベントでは上記のスライドをもとにお話しされていましたが 内立さん自身もブログでわかりやすくまとめてくださっていたので、引用させていただきます。

note.com

Spring Boot 1.5→2.1バージョンアップを経験して分かったハマりどころ 川口 竜太郎さん(ヤフー株式会社)

speakerdeck.com

Metrics with Micrometer in Spring Boot 2 Tommy Ludwig さん(Pivotal Japan)

スライド見当たりませんでしたので、公開していないかもしれません。

感想

登壇者のそれぞれの実体験ベースの話で注意点やはまったところなどを共有する内容でした。
最後のTommy Ludwigさんのお話はバージョンアップとは別のお話でした。

紹介されていた具体例に関してはアプリケーションごとの構成で異なってくる部分があるので
今すぐというより実際に手を動かしたときのために頭の片隅に置いておくという感じでした。
実際にバージョンアップを行う機会があったときにスライドを見返させていただこうと思います。

一番の収穫は、バージョンアップ作業の大きな流れを把握できたことです。
これまでの知識でこうなんだろうなという想像はしてましたが、実際に実施したことはありません。
経験の浅い自分にとっては実際に実施した方の話を聞いて確認できたことで、自分が手を動かすときにスムーズに作業に入っていく助けになったように感じます。
自分の想像や想定の域だった部分の答え合わせができました。

現状の自分が携わるプロジェクトにおける流れを書いておこうと思います。
ちなみにjava8、Spring4系(Bootではない) 、maven を使ってる。

1.pomで依存しているバージョンを上げる
2.コンパイルエラーとか影響範囲を見て見積もる
3.コンパイルエラーを修正
4.動作確認

コンパイルエラーのところに関してはどの辺で出てくるか今は想像もつきません。
動作確認はテストのやり方が課題になりそうだなと感じます。

質疑応答の時間があったのですが、顧客から見たとき価値のないようなものを組織に理解してもらうことに難しさを感じているエンジニアが結構いました。 その点に関して、うちではサービスの継続ができなくなるような状況で実施することになるのかなというふうに思います。 この辺りはセキュリティをどこまでやるかみたいなところと通ずる部分がある気がするので難しいです。

バージョンアップを実施する機会はそう大きないので知識の引き出しを増やす良い機会でした。